君がいない夏

こんにちは。和紀。です。

久しぶりのブログは久しぶりにジャニオタごとです。

 

ついに2017年度関西ジャニーズJr夏の松竹座公演。『少年たち。南の島には雪が降る』を観劇させて頂きました。

関ジュの現場に足を運ぶようになって初めて、自担がいない夏を迎える事となりました。

初めこそ、「仕方ない。仕方ないよなぁ」と言い聞かせておりましたが、自担の夏予定が後出し後出しで決まる度になんとも言えない気持ちが膨らみ「仕方ない」をただただ、繰り返していました。

少年たちのポスターが公開になった時、丁度、自担が出演する舞台銀二貫の初日直前でした。

 

『あ、やっぱりいない』

 

何故だか分かりませんが、去年の冬の松竹を見た後くらいから『次の夏は朝田くん、いないかもなぁ』なんてことを漠然と考えるようになりました。勿論、退所してしまうという意味ではありません。そんなこと微塵も思ったことはないからです。ただ、運営の都合で『ポスターに載るような重要な役柄は貰えないかもしれない』という考えを確信に変えたのは、2月の京都マラソンでした。次第に芽生えた不信はことごとこく、確信へと近づきます。

春の松竹座では数人不在の日があり、夏のポスターも不在。幕が開ければ、いつも通りいるだろうと思われてた矢先に関ジャニ∞のバック確定。銀二貫が千秋楽を迎えるに連れて夏なんて来なければいいのに。なんて、子供みたいな我儘を思う次第。

 

夏のポスターが公開された時に、『朝田担の子と銀二貫入るけど、なんて声かけたらいいか分からない』というツイートを見かけた時は、悔しくて悔しくてたまりませんでした。

なんで、同情されるん?なんで気を使われるん?該当担としては夏の松竹座に自担がいるからいいけど、居ない側は可哀想なの?

 

なんでやねん。

 

確かに。今年私は自担に会える確率がグッと減りました。当たり前です。関ジャニ∞なんて予想外でしたから。でもきっと、そこに選ばれたことにはきっと意味があって。

その意味を有難く譲っていただいたA.B.C-Zの現場で知ることが出来ました。松竹座にいたらきっとこの夏また会えずにいた面々なとても楽しそうに踊っていて、中村くん久しぶりに見たなぁ、なんて泣いてしまいそうになりました。

自担が見られる喜びと同時にそれなりに不安も沢山あって。そんなの、該当担はみんな同じだ。この夏もいつもの場所出会えるはずが会えない現実で。その現実を覆してくれたのが、レポでも書いた『僕らの答え。』

林真鳥率いる関西ジャニーズJrえっっぐ!!!なんだこれ。え、真鳥くんいつの間に下の子をこれだけ引っ張れるようになったの?正直、足が震えて立ってるのがやっとでした。胸いっぱいに込み上げてくるのは嗚咽みたいな声で、語彙力どころか、「言葉を失う」て、こういうことなんだと実感。

私が今迄見てきた彼らを遥かに凌ぐ表現力と混在感。でも決して目立つわけでもなくちゃんとバックに徹していてまさに、ジャニーズJrだ。そんな安易な感想しかありませんでした。

私の好きな人は、この夏松竹座に立てなかった面々は可哀想でも、落ちこぼれでもありません。ただ、踊ることが好きで、沢山先輩の後ろで学んでキラキラと成長しています。

関ジャニ∞は7年ぶりにバックを付けました。あの、7WESTですら関ジャニ∞のバックにつくことは無かったのに、ユニットでもない彼からがバックに付き一つ一つ大きくなる姿に胸が詰まります。

私は関ジャニ∞のコンサートに行くことは出来ませんでした。チケットを探すこともなくただ色んな方のレポを読み、その勇姿を胸に仕舞い続けました。久しぶりについたJrに辛辣な言葉も多く見受けられ正直、何とも言えない気持ちにもなりました。「団扇を持つことも、叫ぶ事もしません、」と条件を書き譲って下さいというツイートも見ました。君を応援してる人間が此処に居るよ。という証の団扇を置いてまで好きな人を見たい。そう、この夏好きな人がそこでしか見られないなら必死にもなるものです。

該当のファンの方々には不快な思いも沢山させてしまったかと思います。ですがどうか、バックの彼らにも彼らを応援する人間がいるということだけは、知っていてください。

私も嵐に居た時は「Jr担うざい」と思っていました。しかし、実際自分がJrを応援する立場になると必死になるしかないんです。だって、私の好きな人は、明日、いないかもしれないから。アイドルじゃなくなってしまっているかもしれないから。いつだって危機感と背中合わせで今居る彼を刻むしかないのだから。

 

この夏成長した彼らがまたホームである松竹座に戻ってきた時、どんな化学反応を起こすんだろ。あぁ、やっぱりまだオタクをやめられそうには、ない。


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