あの日に戻るとしても同じ道選ぶだろう。

 

こんにちは。和紀。です。

前回のブログ、同じ関西担の方のみならず関東担の方、デビュー組担の方、俳優さんを応援されている方。沢山の方に見て頂けたようでありがとうございました。

ブログを読んで直接コメントをくださった方もいて、その勇気が私の勇気に繋がりました。

 

先日、私のことを心配した友人が電話を掛けてきてくれました。彼女は無所担の子なのですがTwitterでの騒ぎを見ていたらしくこんなことを口にしました。

 

「確かに、淳弥くんには非があるけどこんなにも叩かれなきゃいけなかったんですか?そもそも流出させたのは相手方で淳弥くんが直接何かをした訳じゃないですよね?」

 

…………仰る通りである。

アイドルとして恋人がいてその決定的証拠である画像が流出したことは致命的であり彼のアイドルとしての非でもある。

だが前回も書いたように、今回のこの件は尾を引きすぎた。彼女がいて叩くことは仕方ないにしてもそれがエスカレートしてしまいただの「イジメ」に姿を変えていたのだ。

 

赤信号みんなで渡れば怖くない

 

そんな言葉があるが、『みんなで叩けば怖くない』という感じであった。そんなツイートをする人もそれをリツイートしてイイネを押す人も悪意は無いのだろう。みんなやってるから。面白おかしいから。今なら何やっても許される。

集団心理の怖さだ。誰かが始めたことは根を張りじわじわと拡散されそれが「いいか」「悪いか」の判断すら危うくなってしまい、ただのお遊びとなってしまったのだから。

そして、それが関西Jr担のジャニオタのイメージになってしまう。一度こびり付いたイメージはなかなかに消えない。

例えば、好きなものをカバンに携帯に付けているだけで「〇〇のオタクだ」ということを認識できる。ある日、電車の中仕事終わりにぼんやりとしていたら女子校生二人がいきなり騒ぎながら自撮りを始めたのである。車内で自撮りをしてはいけないというハッキリとしたルールはないが、「うーん」と頭を捻るものがあった。ふと、その子のスマホに某ダンスグループのステッカーが貼ってあった。そう、そこで「このグループのオタクて、こういう子が多いんだなぁ」と思ってしまうのだ。

人のふり見て我がふり直せてこ言うことだ。気を付けよう。

 

そもそも、何故叩いてしまうのだろう。

何度も言うが、アイドルとして恋人がいることは商品価値を下げしまうし致命的だし流出なんて以ての外だ。私の担当アイドルはそういう所、本当に詰めが甘い。アホな子である。

積み上げてきたことがいとも簡単に崩れることを分かっていなかったのだから。信頼を得るには大変な努力と時間を要するが、信頼を壊してしまうのは一瞬でだ。今回はそれが顕著に出ていると思う。

なら、オタク側は対象を応援する側は相手に何を求めているのだろう。

アイドルオタクはアイドルに何を求めているのだろう。

足りない頭で少し考えてみました。

 

私はアイドルに求めるのはアイドル性であり、前回も書かせていただきましたがプライベートには興味がありません。メディアを通して発信されるプライベートはアイドルとしてのものだと思っているし、そこを敢えて調べようという気もないのです。

アイドルとしてパフォーマンスの質が落ちなければ問題は無いのです。

朝田くんに恋人がいるっぽいという噂を耳にしたのは昨年のことでした。全く気にならなかった。私の中では、寧ろ恋人がいることが向上心になってるのかなー。ぐらいの感覚だったからです。朝田くん私服がどうにもダサかったのに最近ようやく似合う服を着るようになったし、お仕事に関しても苦手なMCにちゃんと参加するようになってた。夢がどんどん明確になっていた。やりたい!というお仕事が増えてきた。私は恋人がいることよりもその事の方が嬉しかったのです。

私が怖いのは彼女がいることよりも、彼がアイドルを辞めてしまうことの方が何よりも、怖いのです。彼がステージに立たないことの方が不安でたまりません。今まさに、現状がそれで。

 

しかし、世間が求めるものは違っていて、「応援してあげていたのに裏切られた」という言葉で溢れていました。

そこで、疑問を抱きました。

 

「応援してあげている」とはなんだ。

「お金を落としてあげたのに」とはなんだ。

 

対象を応援したいと選び取ったのは紛れもなく自分自身でその相手にお金を使っているのも自分の意志である。確かに、「応援してくださいね!」と言うが、それを受ける受けないの選択肢は自分自身にあったはずだ。

それを「してあげていた」なんて言ってしまったらブラック会社の上司みたい。悲しい。

アイドルなんてタレントなんてそんなもんだろ。とか言われてしまったら元も子もない。

どうしてオタクはそんなに傲慢になってしまったんだろ。

結婚報道が出たから、熱愛が出から。必ずしも応援してあげましょう、祝福してあげましょうなんてことも思わしないしそれは人それぞれだ。けれど、どうしてこうも上からなんだろう。

昨今、SNSが普及や接触イベントの多様化でアイドルや俳優さん。タレントさんに声優さん。色んな方が身近に言葉を発信してくれる時代になった。

それと同時に、相手との境界線がめちゃくちゃ曖昧になってしまっている現実も見受けられている。

ツイートに対してリプしている人やブログにコメントしている人たちがこぞってタメ口なのだ。フレンドリーさをアピールしているのか、将また相手が年下だからか、敬語を使うような相手ではないからだろうか。なんだこれ。となってしまう。

有難いことに、ジャニーズ事務所は公式で個人のSNSは認めてはいない。先に述べたようにプライベートでやっていたとしても興味はないので探すこともなければ教えてこようとする輩は嫌煙してしまう。

だから、いつまでもアイドルとして見ていられるのである。キラキラとした存在でいてくれる。SNSを通してプライベートを発信されるほどに身近に感じてしまい、イメージが明確に作り上げられていってしまう。いつか、感覚が麻痺してしまってアイドルがアイドルではなくなってしまうのではないかという疑念はいつまで経っても私の中では、払拭することができない案件である。

しかし、オタクはアイドルのプライベートを知りたがるのだ。住んでる場所を、通っている学校を調べよ、アイドルの友達と知り合いになろうとする者。繋げてはいけない繋がりを求めてしまうその心理はこの先ずっと理解出来ることは無いのだろう。

そして、特定し調べあげ見なくてもいいものがどんどんと拡散されていく。

匂わせていく相手も悪いしデメリットしかないのにも関わらずそうしてしまうことは、特有の優越感なのか純粋に綴りたい思いがあるのか。それは当の本人にしか分からないのでなんとも言うことが出来ないが、見る目なかったなぁで済ませてしまえるのは私が無駄に大人だからなのか。

この先、オタクとアイドルの関係はどうなっていくんだろ。

私はずっとステージでキラキラと笑うアイドルを見ていたいだけなのにな。

 

けれど、過去に戻って「あなたが今から応援しようとしてる人はこの先こんなことしちゃうけど、それでもこの子でいいの?」と聞いたとしても、私はきっと朝田淳弥くんを選ぶのだろう。だって、彼を見た時にドキドキワクワクしたあの高揚感に勝るものなんてないし、やっぱりあの子が見せてくれてきた景色は最高のものなのです。

私は今日も君が大好きだよ。

 

どうか、この拙いブログを読んだ皆様が応援したい相手といつまでも楽しい時間が過ごせますように。

好きな相手に誇れる自分でいてください。

そして、誠実にその気持ちを丁寧に伝え続けてください。

意見を言うことは大切です。ですが、意見が言葉の暴力になってしまっては元も子もありません。ただただ、傷が増えるだけです。

 

最後に。

他担だから意見をするななんて事を私は思うことはありませんでした。思うことも意見したいこともあったと思うので。ただ、今回は本当に行き過ぎていたように思えます。

朝田くんがまた再びステージに戻ってくる時に受け入れてくれとは言いません。どうか、厳しい目で彼のこれからを視界の端っこいいので見ていてください。

彼をいい意味で甘やかすのはきっと、私達担当の役目だと思うから。

 

 

ご拝読、ありがとうございました。